プラスチックは腐らないので土に埋めても分解されないことから、環境問題の原因になります。 プラスチックは炭素と水素が主体の化合物なので燃えますが、プラスチックの原料である石油は化石燃料なので、燃えた後に生じる二酸化炭素が大気中に増加することによって地球温暖化の原因になります。 また、適切に処理されなかったプラスチックごみ が、直接海へ、あるいは河川から海へと流れ出ることで海洋生物に影響を及ぼします。海洋プ ラスチックごみの問題は大きく、従来の散乱ごみに伴う問題に加えて景観を損ない、さらには 海洋生物に絡まり、生物が摂取することにより、漁業 や観光業への影響も危惧されています。また、プラスチックに含有され ている有害物質が溶出され、マイクロプラ スチックに有害物質が付着し、その魚を食べることで人体の健康等への影響も考えられます。