マイクロプラスチックとは直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックのことをいいます。 プラスチックごみは、ポイ捨てやごみ処理施設へ輸送される過程で、風や雨で流され、下水を通って海に流れ着きます。海岸に漂着したプラスチックごみは、波や砂にもまれ、強い紫外線にさらされます。プラスチックは自然分解されないため、小さく目に見えないほどのサイズになっても半永久的に海を漂い続けます。小さく軽いマイクロプラスチックは海流に乗って世界中の海に拡散されてしまいます。マイクロプラスチックは海洋生物だけではなく、私たち人体にも悪影響を及ぼす可能性があると危惧されています。